以前に少しお話ししたことがありますが、
私は、昨年の4月から1年ほど、クリニックで不妊治療を行っています。
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ここからは、これまでの経緯や、今の気持ちなどを、
順を追って書いていこうと思います。
①今の気持ち
「結婚してしばらくしたら、子供ができて、子育てで忙しくなるんやろうな」
そう思っていました。
でも実際は違っていて、何度チャレンジしても結果が伴わず、
時間だけが無為に過ぎていく現実に、少しずつ心が削られていきました。
タイミング法に人工授精。
「今日しかない」と、喧嘩しながらも2人で泣きながら取り組んだ日もありました。
子授けのご利益がある神社にお参りに行ったり、高いお金をかけて占いにも行きました。
葉酸を飲んだり、「着床ヨガ」なるものをやってみたり、カフェインを控えたり。
お金も時間もかけて、できることはやってきたつもりです。
それでも一度も陽性を見ることができませんでした。
いつの間にか、失敗するたびに、
「私たちには子供ができないのかな」「僕らのところには生まれたくないんかな」と、
思うようになっていきました。
まだ見ぬ子供にあだ名をつけて、
「生まれたら、👶にこれ買ってあげるんや」「👶と一緒にいつかお酒飲みたいんや」
「👶今回で来たかなあ」と期待する旦那に対して、
最初は「いいパパになりそうやなあ」「楽しみやなあ」と、
微笑ましく見ていられたのですが、
「パパにしてあげられないかもしれない」「また期待を裏切ってしまって申し訳ない」
と、素直に応えてあげられなくなっていきました。
「旦那との子供を授かりたい」「陽性を一度でいいから確認したい」
「旦那と一緒に喜びたい」「でもどうせ次も無理だろうな」
「もう基礎体温測りたくない」「何がダメなんやろう」「もう疲れた」
全部本音です。
一つだけ言えるのは、「子供が欲しい」という気持ちは2人とも変わらなくて、
体調が許す限り、今後も治療を続けていくんやろうな、ということです。
②なぜこの話を書こうと思ったか
私の周りには、自分の親を含め、不妊治療をしている方はいません。
(話していないだけかもしれませんが)
でも病院に行くと、いつも20〜30人くらいの方が、不妊外来の待合室に座っていて、
「悩んでるの、私だけじゃないんやな(がんばらな)」と思います。
Youtubeで、郡司りかさんや、ヘラヘラ三銃士のありしゃんさんや、中川翔子さんなどが
不妊治療をしていたことを公表されていますが、
一人の体験談が、つらいとき、どれだけ私の心を救ってくれたかわかりません。
私は検索魔でもあるので、Xでも、いろんな方の体験談やエールを読んで、
心の準備をしたり、参考にしたり、勇気づけられたりします。
それが成功談でも失敗談でも、
「こういうケースがある」という一例を公表してもらえることで、
妊活をしている方は精神的に助けられるのではないかと思います。
私自身、旦那以外に妊活のことを相談できる人があまりいません。
そういった方が、この記事を読んで参考にしてもらって、
少しでも心を救われたらいいなと思って、
そして、将来もし子供を授かった時に、ちゃんと振り返ることができるように、
記録を残したいと思います。
③不妊治療を始めたきっかけ
私たち夫婦は、性生活を持たないまま結婚しました。
もともと「仲良し」に対して苦手意識があり、実際に試しても強い痛みがあって、
うまくいかないことが続いていました。
「シリンジ法」で妊娠できたという記事も読んだことがあったので、
いざとなればなんとかなるでしょと、楽観的に考えていましたが、
結婚して8ヶ月目、生理が大幅に遅れたので、この機に一度相談してみようと、
近所の婦人科に足を運びました。
(内診の痛みに対しても強い恐怖心があり、病院に行くのが遅れてしまいました^^;)
④タイミング法
はじめて通った婦人科で、不妊の検査を行いました。
自力で排卵ができていないことがわかったので、
注射で排卵を促して、タイミングをとるように言われました。
はじめてうまく行ったので舞い上がり、
母親に電話して、「妊娠できるかもしれん‼️」と大騒ぎしていました。
いまとなれば、楽観的なものですね。
その病院は、先生と相性が合わず、
不妊治療をより専門的に行なっている婦人科に転院することにしました。
そこで、不妊の検査をしつつ、タイミング法を4回行いました。
内服薬と注射で排卵を促したあと、2日連続でタイミングをとるように
指導されるのですが、
そもそもタイミングの成功率が低く、
1日とるのがやっと、2日とも失敗することもありました。
それでも黄体期の薬は飲まなければならず、
タイミングの日を指定されることと、時間を無為に過ごしている感覚が、
私たち夫婦にとってとてもストレスになっていました。
⑤人工授精(AIH)
タイミング法で成功する未来が見えなくなっていたのと、少し疲れてきたので、
先生にお願いして、人工授精にステップアップすることにしました。
人工授精は、通院頻度や内服薬、注射のタイミングは基本的にはタイミング法と同じで、
ただ何回もタイミングをとらなくていいのが、
私たち夫婦には合っていました。
私の通っているクリニックでは、排卵日当日に、事前に採取した精子を持参して、
人工授精の処置を受けました。
処置自体は普段の内診よりもちょっと長いくらいで、強い痛みもありませんでした。
人工授精は4回行いましたが、いずれも陽性を見ることはなく、
そのうち2回は、精子の所見がとてもよかったので、
私にまだ分かっていない不妊の原因がきっとあるんだろうと、考えるようになりました。
⑥ステップアップの葛藤
不妊治療に足を踏み入れて、人工授精3回目頃までは、
正直自分が体外受精をやることになろうとは、考えてもみませんでした。
「どうせ無理だろう」と言いながら、毎回毎回、全力で期待をしていました。
精子検査、卵管通水検査、フーナーテスト、甲状腺の検査、いろいろやりましたが、
私にも旦那にも、特に不妊の原因と思われるようなものはなく、
「半年くらいで妊娠できると思いますよ〜」と病院でも言われていました。
私31歳、旦那32歳と、焦るような年齢でもなく、不妊の原因も特にないとなると、
治療をそこまで急ぐ必要はないのかもしれません。
保険適用になったとはいえ、費用のこと、通院頻度のこと、スケジュールのこと、採卵のこと、麻酔のこと、卵子が採れるかどうか、受精をするかどうか、胚盤胞まで育つかどうか、副作用のこと、移植のこと、体外受精で上手くいかなかった場合のこと、流産率、子宮外妊娠…
不安なことは、数えはじめたらキリがないほどあります。
メリットとしては、(もし採卵が上手くいけば)複数の受精卵を凍結できることで、
1度採卵の痛みに耐えれば、何度か移植に使えたり、
何年か保管しておいてもらえれば、2人目も考えやすくなるかな、ということです。
旦那は、私の体調のこと、仕事の都合で採卵の日に送り迎えができるかどうかわからないこと、流産率が自然妊娠より少し高くなることなど、不安がっていましたが、
最終的には「私の意見を尊重したい」と言ってくれました。
先のことはやってみないとわからない。
一番嫌なのは、「あのときなんで挑戦しなかったんだろう」とあとから後悔すること、
そして、旦那が期待してがっかりすることに疲れて離れていってしまうことだと思いました。
結婚した以上、私の願いは旦那の願いであり、旦那の願いは私の願いであり、
2人が「子供が欲しい」と思っているなら、
少しでも可能性のある方法を試してみるべきだと思いました。
⑦体外受精へ進む決断
「失敗でも原因を知りたい」「少しでも可能性のある方法を試したい」と、
体外受精に進むことを決めました。
体外受精に進む夫婦向けに、看護師さんから1時間程度説明があるとのことで、
先日、旦那と2人で聞いてきました。
旦那が一緒に聞いてくれて、質問をしてくれることが、すごく心強かったです。
また、看護師さんが時間をかけてすごくわかりやすく説明してくれて、
親身になって質問に応えてくれて、改めてここのクリニックを選んで良かったと思いました。
副作用や採卵の痛みにビビり倒して、旦那も私も、まだ不安いっぱいですが、
やるだけやってみたいと思います。
⑧同じ立場の方へ
まず、ここまで読んでくださってありがとうございます。
もし今、不妊治療をされてる方がいたら、毎日本当にお疲れさまです、と伝えたいです。
思うようにいかないことが続いたり、周りと比べてしまったり、
人の妊娠報告を心から喜べなかったり、気持ちが追いつかない日もあると思います。
私もまだ途中で、これから体外受精に進む段階です。
正直不安もたくさんありますが、それでも「ほしい」という気持ちと、
自分の体調を大切にしながら、治療に向き合っていこうと思っています。
この記事が、同じように悩んでいる誰かにとって、
少しでも「私だけじゃないんだ」と思えるきっかけになれば嬉しいです。