わたしは文章を書くのがそんなに好きではないです。
小学校のときの読書感想文はだいたい代筆してもらっていたし、
(母親が書いた文章で表彰されてしまったこともあります。。。
内容を全く覚えていないから壇上で冷や汗を書いたのはもう時効でいいかな。笑
日記も3日以上続いたことがありません。。。
そんな私が、お金になるわけでもないのに好き好んでブログを書いてるのは
われながら不思議で、いささか道理に合わない行為でもあります。
最近読んだ本で面白いなって思った本があります。
メッセージ性の強いタイトルに惹かれて購入したんですが、
読んでるとまあ胸が痛くなる。
ざっくりまとめると、
専業主婦の主人公が、夫から自立したいと思って職探しに奮闘するお話なわけです。
会社員やってると、毎日通勤するだけで自動的にお金と安心が得られますよね。
そのことがどれだけありがたいことか、この本を通して痛感させられます。
もちろん仕事は選べるわけではないし、マニュアル化された業務以外にも厄介な案件ってたくさんありますよね。
社会に出てから、仕事ってなんなんだろうって思うことがよくあります。
私みたいに大した仕事がないけれど座ってるだけでお金が入ってくる人と、
この本の主人公のように毎日はたらいてるのに収入がない人。
なにが違うんだろうって思います。
私なんかよりもずっとずっと能力も生活力もあって毎日頑張っているのに。
不公平だなって思います。
大切なのはどれだけ社会に貢献したか。
そしてどれだけ生きてる実感が得られたかどうかに価値を置くべきだと思うし、
それに比例して報酬も得られるべきだと思います。
正直私は、会社にいるときよりもブログを書いたりハンドメイドをしているときのほうがずっとずっと頭を使ってるし、はたらいてる!っていう実感があります。
ただそれだけでは暮らしていけないのは事実だし、フリーランスで収入が得られないなら組織に属して生活費を稼がないといけない。
うちの親は専業主婦ですが、自発的にいろいろなボランティアに参加しています。
フラダンスやアカペラの発表会に出たり、朝からお寺のお掃除をしたり。
これも立派な仕事じゃんって思います。生き生きと働いてて羨ましいです。
この本がバズりまくって、お金にならない働きかたをする人たちが、認められたり評価されるきっかけになればなあと思います。
あと、就職することだけが全てじゃない世の中になればいいなあと思います。
この本の夫みたいに、年収だけで人を評価する人間にはなりたくない。
私は、収入があることに甘えきって、ただ酸素を吸うだけの存在に成り下がらないように、世のため人のために生きてるんだっていう実感を得るために、
定期的におしごとをします。
この記事がより多くの人の目に留まることを願って。