あなたの好きな色をした
スカートを揺らしながら
あの日みたいに笑えても
もうそばにいられない
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- back number 「fish」より
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逃した魚は大きかったっていうのは
本当にその通りで、
この曲を聴くたびに思い出す、すごく大切だった人のことを書いてみようと思う。
大学のとき、私にはすごく仲の良い男友達がいた。
その人とは性格や趣向がよく似てて、
会ってすぐに意気投合して、毎日のようにツイッターやラインで絡んだり、一緒に帰ったりしてた。
就活のときも、お互い支えあって、褒めあって、情報共有して、精神的にすごく助けられてた。
彼氏彼女の関係にならなくても、一生付き合っていきたいと思ってたし、向こうもそう言ってくれてた。
でも、私が就職してあまり会えなくなると、
だんだん疎遠になっていって、興味関心も噛み合わなくなっていった。
私の全然知らない人と全然知らない話題で盛り上がってるのを見かけると なんとも言えず悔しくて、
気付いたら自分から連絡手段を断ってしまってた。
自分は相手にとって大切な存在だから、連絡がくるはずだって自惚れてたのかもしれない。
もしくは試したかったのかもしれない。
そのまま連絡がくることはなくて、
自分から連絡することも出来るはずがなくて、今に至ってしまった。
自分から連絡を断つことの重さは、今ならわかる。
切られた方は気が済むまですがることができるけど、切った側はその権利もないんだって、この2年間 連絡とりたくなる度に身に染みて感じた。
一生付き合っていきたいっていう言葉も、軽々しく使うべきではないし、
本当に大切なら言葉よりも行動で示すべきだったな、なんて後悔してももう会えないけど…
つまらない駆け引きは人間関係において 何も利益をもたらさないってことを学んだ気がする。
やっぱ自分の気持ちに正直になって、正直に行動するのが一番だよね。
この記事があなたの目に留まりますように。