わたしの嫌いな言葉

今年ももうすぐ終わりですね。

心労の多い1年でしたね。


わたしは「自粛」っていう言葉が大嫌いになりました。

それはいわゆるステイホームが嫌なわけではなくて
「自粛」という言葉を通して、
赤の他人の行動を制限したり、
良心を操ろうとするその醜い魂胆が嫌いなんです。

もちろん外出せず、人にうつさないようにすることは大切だと思います。
でもそれは個々人が意識するべきことであって、
それは自分や周りの人の健康とか幸せのためであるべきで、
決して他人に強要されるべきことではない、と思います。

毎日毎日、感染者最多記録更新!
テレビを見てもツイッターをみても、暗いニュースが流れ、こころ休まる暇がありません。
持病があってマスクが息苦しい人だっているのに
有無を言わさず「マスクをしろ」
電車で咳をするたびに睨まれる、
ほんと、あっちこっちに目に見えない「正義」と「攻撃的な目」が溢れていて、
生き辛い世の中になったなあと。

皆が一致団結して感染対策に協力することが
大切だということはわかります。
でも、見えない誰かからの「自粛」の過度の強要によって、
ただの散歩などの外出も罪悪感でままならなくなって、
結果的にコロナじゃなくても健康を害しまう人もいるんです。

なにが言いたかったかというと、
明日が来ない人もいるかもしれない、ということ。
人それぞれ事情はあります。
大切なことは、日々を豊かに健やかに生きること。

外出するもしないも自己責任。
引きこもる人も必要だし、外でお買い物する人だって必要です。
毎日毎日、感染者最多更新!自粛せよ!勝負の3週間!
とか言ってないで、
一度静かにしてみろ、
強制をするな、自力で学ばせろ、
って思うんです。

人間はチンパンジーじゃないし、そこそこ賢いはずです。
自力で種の存続について考えることができるはずです。
どーーんと、暗いベールと謎の正義感で覆われてしまったこの世界、
一刻も早く晴れ渡ることを願うばかりです。







こんなこと言って叩かれるかもしれない、っていう気持ちはあります。
でも、少しでも誰かのやるせない気持ちを代弁できていたなら、報われるなあと思います。