結婚と運命。

昨日、プロポーズを受けた。

正式に、婚約者になった。今まで長かったなあ。

 

今になって思うことは、

巡り会うべき人に、ようやく出会えたってこと。

自分にとっても、おそらく相手にとっても。

 

君の膵臓を食べたい、っていう映画で、桜良が言ってた。

偶然ではない、運命でもない。私たちが今までしてきた選択が、私たちを会わせた。

私たちは、自分で選んでここにいる。と。

 

今となってみると、その言葉の意味がよくわかる。

わたしたちは、住んでる場所も職業も趣味も違うけれど、

どこか共感するところが多い。

同じ大学を受験していたり、家族構成が似ていたり、嫌いな食べ物が一緒だったり。

ニアミスを重ねて、ようやく会えたと思う。

 

今までも、大好きだった人はいた。

誰かと付き合うときはいつも真剣だったし、いつか結婚したいと思ってた。

懐かしいし今でも思い出すことがあるし、ずっと大切な人だと思ってる。

 

そういう経験はすべて無駄ではなくて、

そういった出会いと経験があったからこそ、

相手の貴重さがわかるし、今度こそは大切にしようって思える。

出会うタイミングが良かったと思う。

 

運命はあるか、といわれると、無いのかもしれない。

ただ、ひとつひとつの自分の選択が、未来をつくっていって、

必要な人を引き寄せていくような気がする。

 

これからは、身体も心も、ふたりでひとつ。

ひとりのときよりつよくなって、つらいことがあっても、乗り越えられる。