お父さんへ。

今週のお題「おとうさん」

父の日ということで、
24歳の娘からの、父親への想いを書いてみようと思います。

わたしたちは、仲良し親子だと言われてきました。
私のパパは、子供が嫌いだけれど、
私たち姉弟2人には、子どもの私たちから見ても明らかなくらい愛情をもって、時には厳しく、思いっきり甘やかして育ててくれました。

そんな私も学生時代、パパに反抗して、話しかけられるまで口をきこうとしなかった時期がありました。
口をきこうとしなかったというより、自分から何を話していいか分からなかったんだと思います。

家族で食事をするときも、パパの目の前の席にならないようにしたり、
2人になったら逃げるように自分の部屋にこもることもありました。

でもそんな中でもパパは、
私が実家に帰ると、疲れてるなか私の大好物でもてなしてくれたり、
体調が悪いといえば症状を聞いて薬を送ってくれたり、
将来困らないようにと、マンションの一室を買い与えてくれるなどしました。

大学を卒業する頃からは、両親の苦労とか思いやりを感じる機会が多くなって、少しは素直になれたような気がします。
家族で飲んだときに、「お前は好きに生きたらいいよ。いざとなったら守ってあげるからね」
って言ってくれたときは、愛の深さに思わず泣いてしまいました。と同時に謝りたくもなりました。
今まで何も知らずに心の中で反抗してごめんね。


いまだにパパと2人になると緊張するけれど、
パパのこと尊敬してるし、パパの娘で良かった。
って思います。
一周回って、結婚するならこんな家族想いの人がいいな、なんて思ったりもします。
…絶対言えないけど。

そんなおとうさんは、もうすぐ誕生日です。
少しでも喜んでもらえるプレゼントを選びたいなと思う今日この頃です。